修行僧タイプの人の性格

修行僧として托鉢をしながら領内、または全国行脚をしていました。理屈っぽいところがなく束縛を嫌い、自由気ままな行動を好みながらも、経験重視の現実派な人で、新しい宗派の確立に尽力しました。しかし、周囲の期待に答えようと頑張り過ぎて、自分の感情を抑えることに疲れることが多々あるので、「まだまだ修行が足りぬ。」が口癖。旅の途中に忍びの者に出会ったことがあり、忍びの隠れ里には人情に厚い人が多いことを知ったという。

良くも悪くも執着心の無さが最大の特徴で、過去のことは水に流し、常に前向きに進んでいくこともあれば、飽きっぽくて諦めてしまうことも。受身の構えで人に接し、愛嬌をもって誰からも好感を持たれる温かい雰囲気の持ち主。リーダーのサポート役のように縁の下の力持ちを確実にこなす。淡々としていて野心を感じさせない人の良さと、無難にそつなく立ち回る丁寧な気配りが、目上から気に入られ、いつのまにか出世につながり、気が付いた時には陰の実力者となっていることもある。